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2002年10月30日 Love Impacts貴方に話したいことがあった
貴方に伝えたいことがあった
でもいざとなると言葉が出てこなくなる
貴方の携帯に電話した12:08
5コールで怖くなって切った
それから1分後
貴方からかかってきた
取らないわけにはいかない
「少しだけど元気になったよ」
嘘じゃない
実際薬の量は減ったし気持ちも少し楽になった
だから電話する気にもなったのだ
そう
自分からこの想いを手折るために…
「だからもう一人でも大丈夫」
これは嘘かも知れない
人は一人じゃ生きられないもの
でもこれは言わなくちゃいけない言葉だった
そして聞くべき事を聞かなくちゃならない
と「いくつか聞きたいことがあるんだけど」
貴「何?」
と「三年前…あの時何で付き合ってくれたの?」
貴「…好きだったからじゃないの」
と「そっか…」
三年後の今になってようやく聞けた言葉
”好き”だから…
と「ちょっとホッとしたよ」
貴「そうですか」
と「それでさ…ちょっとお願いがあるんだけど」
貴「何?」
と「……”頑張れ”って言ってよ」
今までコミさんに言われた”頑張れ”で頑張ってきた
でもコミさんは友達だ
だから貴方の言葉で聞きたかった
貴「これから頑張るの?」
と「頑張るよ、目標とかあるし」
そしてしばし下らない(自分にとっては重要な)話をした
そしたら前触れなくサラッと貴方は言った
貴「が・ん・ば・れ・よ!」
…うん、頑張る、頑張るよ
と「うん、ありがとう」
貴「俺も頑張るよ。だからとーやも頑張れ!」
そうやって何度も言ってくれた
嬉しかった
最後に拙い言葉だったけど言った
と「幸せになってね」
貴「うん、ありがとう」
貴方には絶対に幸せになって貰いたい
貴方の幸せがわたしの幸せ
だから必ず幸せになって!
わたしは祈った
と「じゃ、さよなら」
貴「じゃまた…」
と「嘘!またなんてないでしょ?」
貴「え!そんなことないよ」
と「だって今日までに一度しかかかってこなかったよ」
貴「そうだっけ?まぁいろいろ忙しくて…」
と「いいよ、そうだろうと思ってたし」
貴「最近何でか忙しくてね」
と「…バイバイ」
貴「またね」
と「バイバイ」
貴「バイバイ」
と「はい」
数秒の沈黙の後電話は切れた
”さよなら”、”バイバイ”
言わなくてはいけなかった言葉
やっと言えた
またなんて信じてないよ
そんなこと絶対ないから
わたしそれくらい判ってるつもり
だから期待しない
頑張ったね
よく頑張った
自分を誉めてあげよう
泣かなかったものね
肩をトントンと叩いた
もういいんだよ
そうしてわたしは自分を抱きしめながら泣いた
辛いけどこれでいい
これでいいんだ
まだ好きだけどもう貴方の影は追わない
31分6秒の別れの言葉はこれで終わった
貴方に伝えたいことがあった
でもいざとなると言葉が出てこなくなる
貴方の携帯に電話した12:08
5コールで怖くなって切った
それから1分後
貴方からかかってきた
取らないわけにはいかない
「少しだけど元気になったよ」
嘘じゃない
実際薬の量は減ったし気持ちも少し楽になった
だから電話する気にもなったのだ
そう
自分からこの想いを手折るために…
「だからもう一人でも大丈夫」
これは嘘かも知れない
人は一人じゃ生きられないもの
でもこれは言わなくちゃいけない言葉だった
そして聞くべき事を聞かなくちゃならない
と「いくつか聞きたいことがあるんだけど」
貴「何?」
と「三年前…あの時何で付き合ってくれたの?」
貴「…好きだったからじゃないの」
と「そっか…」
三年後の今になってようやく聞けた言葉
”好き”だから…
と「ちょっとホッとしたよ」
貴「そうですか」
と「それでさ…ちょっとお願いがあるんだけど」
貴「何?」
と「……”頑張れ”って言ってよ」
今までコミさんに言われた”頑張れ”で頑張ってきた
でもコミさんは友達だ
だから貴方の言葉で聞きたかった
貴「これから頑張るの?」
と「頑張るよ、目標とかあるし」
そしてしばし下らない(自分にとっては重要な)話をした
そしたら前触れなくサラッと貴方は言った
貴「が・ん・ば・れ・よ!」
…うん、頑張る、頑張るよ
と「うん、ありがとう」
貴「俺も頑張るよ。だからとーやも頑張れ!」
そうやって何度も言ってくれた
嬉しかった
最後に拙い言葉だったけど言った
と「幸せになってね」
貴「うん、ありがとう」
貴方には絶対に幸せになって貰いたい
貴方の幸せがわたしの幸せ
だから必ず幸せになって!
わたしは祈った
と「じゃ、さよなら」
貴「じゃまた…」
と「嘘!またなんてないでしょ?」
貴「え!そんなことないよ」
と「だって今日までに一度しかかかってこなかったよ」
貴「そうだっけ?まぁいろいろ忙しくて…」
と「いいよ、そうだろうと思ってたし」
貴「最近何でか忙しくてね」
と「…バイバイ」
貴「またね」
と「バイバイ」
貴「バイバイ」
と「はい」
数秒の沈黙の後電話は切れた
”さよなら”、”バイバイ”
言わなくてはいけなかった言葉
やっと言えた
またなんて信じてないよ
そんなこと絶対ないから
わたしそれくらい判ってるつもり
だから期待しない
頑張ったね
よく頑張った
自分を誉めてあげよう
泣かなかったものね
肩をトントンと叩いた
もういいんだよ
そうしてわたしは自分を抱きしめながら泣いた
辛いけどこれでいい
これでいいんだ
まだ好きだけどもう貴方の影は追わない
31分6秒の別れの言葉はこれで終わった
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