審判日決定

2003年1月8日 Sick&Sick
逢う事が決定した
それはまるで審判の日を待つかのようだ
「病は気から」と言われた
それはまるで頑張りが足りないと言われているのと同じように感じた
「とりあえず現状に不満があるのなら打破しろ」
「しようと行動すれば何か変わるだろう」
それはまるでわたしが今まで何もしてこなかったと言われてるのかの様

きっと病気のことを話しても同じ言葉が返ってくるような気がする
病人は言われなくても頑張っている
病人は言われなくても今の現状を打破しようとしている
病人は言われなくてもいつだって病気と闘っている
でもきっと判らないだろう
普通の人には判らない
そんなわたしの唯一支えであり味方だった歌が出来ない
この辛さが判るとでも言うの?
味方でさえ悪魔に変わる事をただの逃げと取るの?
今まで必死に生きてきた自分は何だったのだろうか
そしてまた否定されるの?
「オマエはダメだ」と…
今だって生きてるの辛くて出来ることなら朽ちてしまいたいと思う
そういう衝動と闘っている自分がいる
それを阻止しようとしている自分がいる
そんな風に自分の中にいる何人もの人と闘っている
自分の身体を殴る自分とそれを必死で止めようとする自分
それを阻止してテーブルを蹴る自分
曇りガラスに×をいくつも書く自分の顔はまるで自分ではないかのようだ
自分でも判る、狂ってる
判っているから病気に立ち向かい医者に通いカウンセラーと話す
これは仕事だと思わせながら
いけない日だってあった
外に行くことすらキツイと感じる自分がいた
家にいても誰かに監視されているように感じたときもあった
たかがこれだけのことが苦痛で仕方がないと言うこと
きっと判らない
おかしいと思うだけで後はわたしから離れていく
それを判っていて逢うことを決めたのはそれでも判って欲しいから
ただそれだけ
怖くない訳がない
話そうとするだけで苦痛だ
結果が見えているだけに怖い
でもこれをおかしいと思うのならばそれでいい
そう腹をくくった
もう人が離れていくのは慣れた
いや、実際は慣れてなんかいない
離れていくのは辛いけどそれがわたしの現実だった
だからそれにわたしは耐えなければいけなかったし
これからも耐えねばならない
これはわたし自身の闘いだから
この病気で今ある以上それを認めなければならない
受け入れなければならない

審判の日まで後約一週間

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