独りは寂しい
イライラと葛藤しながら時が過ぎるのを待つ
我慢しきれなくなって貴方に電話したのに
声が届かないらしくてもどかしい
向こうの電波が悪いのだ
他の人とは普通に話せるから
「寂しい」
そう言っても通じない
揚げ句「わたし頑張ってない?」って聞くと
「う〜ん」とYESな反応
あぁわたし頑張ってるのに
生きることに懸命になって頑張ってるのに
全然判って貰えないんだ
そう思ったら涙がこぼれ落ちた
テストを控えた貴方は忙しいの知ってる
それくらい判ってる
でもね
「わたしのココロはどうでもいいんだ?」
ボロボロだった
ボロボロになったわたしのココロ
もう自分が何を言ってるのか判らなくなってきた
どうすればいいのかも判らなくなっていた
なのに「みゆきち(彼女のあだ名)はそんな事言わないよ」と言った貴方はずるいよ
そんな時だけ彼女出さないでよ
こんな時に彼女出さないでよ
そしてわたしは「あはは」って笑った
笑っている自分がすごく遠くに感じる
瞳からは涙が流れ続けているのに笑っている自分がいた
「明るくなったね」
そう言う貴方
これは"明るい"とは言わない
狂ってるんだ
訳が判らなくなってどうしていいのかも判らなくなって結果
笑いが出たんだ
涙と共に…
「別に明るくなんてなってないよ」
必死で受け答えをする
もう話すことはない
電話を切った
それでもわたしは笑いながら泣いていた
必死で孤独と闘いながら泣いた

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