ここでキスして…
2004年4月4日 Love Impacts今日は実は元彼と逢ってました
数日前「逢える?」ってメールが来ていたので
今日逢うことになりました
一ヶ月ぶりでしょうか、彼に逢ったのは…
髪の毛伸ばした方がいいよって言っていたのにばっさり切ってました
「長めの方が格好いいのに…」って言ったら
「関係ない」と言われた
これはわたしに関係ないじゃんって意味じゃなく
ただ長いと面倒くさいらしいです
まぁいいんだけどさ
で、おなかが減ったのでご飯です
パスタ食べに行きました
そこで結構家の事情とかお互いのことを話した
わたしはここに来る途中母の誕生日プレゼントを探していたことを話したら
「わざわざあげてるんだね」と言われました
この一週間で祖母と兄と母のプレゼントを買ったため
今のわたしの懐は寒いです、はい
しかしわたしはいつまで経っても食べるのが遅い
彼の方が明らかに量が多いパスタを食べ終えたとき
わたしはやっと半分食べ終わったところだった
「いつもごめんね」
必死で謝りながらも食べるわたし
それでも元彼はいつも決まって「いいよ」と言ってくれる
頑張って食べるわたし
それを眺めている彼
何とも滑稽だろうわたしの姿
恥ずかしい…
でも待たすのも悪いので必死で食べる
やっとの思いで食べ終わったわたしを彼は面白そうに見つめるのだ
食べているのを見られるのは恥ずかしいのだけど
どうしても早く食べられないのだ
それに最近あまり量も受け付けなくなって来て…
そんなこんなでお店を後にすると外は大降りの雨だった
彼は傘がないので二人で一つの傘を使う
でも彼とわたしの身長差は20センチもあるので
わたしが傘を持つと彼が濡れてしまうのだ
だから持ちにくそうにしていたわたしの手から彼はスッと傘を取った
外の電光掲示板には7℃の文字
早くどっか入りたくてお店を探すもなかなか見つけられない
みんな考えていることは同じでカラオケボックスは何処もいっぱいだった
でももう外を彷徨くのも嫌なので20分待ちしましたよ
待ってる間に彼の濡れた肩を拭きました
わたしを濡れないようにと気を使って濡れてくれた彼
とても感謝してます
で二時間ボックス占拠
でも歌う訳じゃない
カラオケしたくて入ったわけではなく雨風凌ぎたくて入ったので
お互い曲を入れようとしない
椅子に座って少しの間ボーっとしていた
「ところで今日は何の用事だったの?」
彼はずっと何も言わなかったのでこちらから聴いてみた
「あぁ」と頷いて鞄から包みを出してわたしの目の前においた
わたしはポカーンとしていた
「バレンタインデーのお返し」そう言って置かれた黒の包み
「別に良かったのに…」
そんなことを全く期待していなかったわたしはびっくりした
「開けていい?」そう聴いて包みを広げていった
それは何重にも包装がされていて開けるのに一苦労だった
ピンクの箱に入っていたのはアクアマリンのハートのピアスだった
「それプラチナだからアレルギー大丈夫って言ってたよ」
彼は覚えていた
わたしにアレルギーがあること
だから身に付けられるピアスはK14以上だと言うこと
「ありがとう、すごく可愛い…」
少しの間そのピアスを見つめていた
そして包装し直した
一つ一つそのピアスを守るように包んだ
ボックスに設置されているコントロールパネルで目的もなく選択していく
で、気になった曲があったら流す
決して歌わない…違うか、彼は口ずさんではいたから
わたしはというと昨日全く眠れなくて頭がボーっとしていた
その内椅子に横になってしまった
そんなわたしに彼はコートを掛けてくれた
「手っ…」そう言うと彼はわたしの手に自分の手を添えた
彼の手はとても温かかった
もう片方の手でわたしの頭を撫でてくれた
わたしは安心した子供ののように静かに眠った
こんなに穏やかな気分で寝られたのはいる以来だろう?
数年前友達から来た手紙を思い出していた
内容は当時付き合っていた彼女の地元に出向いていって
彼女と手を繋いで寝たと言う話だった
この手紙を読んだとき、わたしは何とも言えない切なさを感じていた
わたしの恋愛じゃないのに胸の奥が苦しかったのを覚えている
気付けば彼はわたしをそのままにしておいてくれた
適当に音楽を流してでもマイクで歌うわけでもなくて
ただずっとわたしの手を包んでいてくれた
「寝てたの?」そう言われて「そうみたい」と答える
時間にしたら一時間以上その状態だったのに彼は何も言わないでいてくれた
ふと寒さを感じ「寒い」と独り言を言った
そうすると彼はもう片方の腕で肩を抱いてくれた
とても温かくて気持ちが良かった
残り時間は迫っていた
わたしは「ハグして…」と小声で言った
彼は横になっていたわたしの身体を起こすと
そっと優しく抱きしめてくれた
その温かさはすごく心穏やかにさせた
そして彼はそっとわたしの頭にキスをした
彼のキスは見えなくたって判る
何度も何度もゆっくり優しくキスされた
それは手の甲に
そして彼の指がわたしの頬から顎にかけて滑り落ちる
顔を上げられて髪を整えてくれた
後は何も言葉はいらなかった
わたしと彼は長い長いキスをした
激しくも優しい彼のキス
わたしは彼のキスが好きだ
差し出された唇に自然と応える
彼はわたしの手を取りぎゅっと握った
わたしも握り返した
そしてゆっくりと顔と顔が離れる
この時のわたしの顔はきっと情けない顔をしていただろう
そんな顔を見られたくなくてまた彼の胸に顔を埋める
すごくホッとしている自分がそこにいた
彼の胸の中でわたしは幸せを感じていた
この温もりを感じてさえいればそれで良かったのだ
そして今日二度目のキスをする
唇を離した彼に「どうしてするの?」と聴いたが彼は答えをはぐらかした
無情にも終了の時間が来てしまう
彼は立ってわたしの目の前に両手を差し出した
その手に自分の両手を重ねわたしは立ち上がった
部屋を出ていくのが名残惜しかった
エレベーターの中でまた軽くキスをした
カラオケボックスを出るともう暗くなっていて
それが帰りの時間だとわたしに教えた
また傘を差して、そして彼の腕に自分の腕を絡ませて歩き出した
彼の腕に頬をギュッと押し当てる
帰る方向は違うけれども改札を入って少しの道を並んで歩いた
そして彼の使う電車のプラットホームへ行く階段の下でお互い手を挙げた
そして彼は軽くわたしを抱きしめてくれた
そしてわたしは言った
「ここでキスしてって言ったら怒る…?」
彼は恥ずかしそうな顔をしながらわたしの唇に自分の唇を押しつけた
それは一瞬の出来事だった
「それじゃ…」プラットホームに向かう彼に
「またね」と言った
いつ"また"が来るのかなんて判らないのに…
でも敢えてまたねと言ったのだ
また逢える日が来るように…
TEXT:只今帰宅。
改めてピアス見てます。
ハート型可愛い!
アクアマリン好きなの♪
とても綺麗…ホントにありがとぉo(^-^)o
わたしには彼氏がいる
でもloveの感情をお互い抱いていない
彼氏にはわたしが必要だ
わたしも側にいてあげなくちゃと思う
でも彼氏は自分のことでいっぱいいっぱいで
人のことまでかまってられない
だからわたしは彼氏にまだ病気のことを話せないでいる
わたしは彼の優しさが好きだ
これはきっとloveなのだろう
わたしには彼が必要だ
彼の温もりに嘘はない
彼がいるからわたしは生きていけるのだ
わたしを支えるのは難しいと言った彼
でもわたしの苦しみを理解し…
数日前「逢える?」ってメールが来ていたので
今日逢うことになりました
一ヶ月ぶりでしょうか、彼に逢ったのは…
髪の毛伸ばした方がいいよって言っていたのにばっさり切ってました
「長めの方が格好いいのに…」って言ったら
「関係ない」と言われた
これはわたしに関係ないじゃんって意味じゃなく
ただ長いと面倒くさいらしいです
まぁいいんだけどさ
で、おなかが減ったのでご飯です
パスタ食べに行きました
そこで結構家の事情とかお互いのことを話した
わたしはここに来る途中母の誕生日プレゼントを探していたことを話したら
「わざわざあげてるんだね」と言われました
この一週間で祖母と兄と母のプレゼントを買ったため
今のわたしの懐は寒いです、はい
しかしわたしはいつまで経っても食べるのが遅い
彼の方が明らかに量が多いパスタを食べ終えたとき
わたしはやっと半分食べ終わったところだった
「いつもごめんね」
必死で謝りながらも食べるわたし
それでも元彼はいつも決まって「いいよ」と言ってくれる
頑張って食べるわたし
それを眺めている彼
何とも滑稽だろうわたしの姿
恥ずかしい…
でも待たすのも悪いので必死で食べる
やっとの思いで食べ終わったわたしを彼は面白そうに見つめるのだ
食べているのを見られるのは恥ずかしいのだけど
どうしても早く食べられないのだ
それに最近あまり量も受け付けなくなって来て…
そんなこんなでお店を後にすると外は大降りの雨だった
彼は傘がないので二人で一つの傘を使う
でも彼とわたしの身長差は20センチもあるので
わたしが傘を持つと彼が濡れてしまうのだ
だから持ちにくそうにしていたわたしの手から彼はスッと傘を取った
外の電光掲示板には7℃の文字
早くどっか入りたくてお店を探すもなかなか見つけられない
みんな考えていることは同じでカラオケボックスは何処もいっぱいだった
でももう外を彷徨くのも嫌なので20分待ちしましたよ
待ってる間に彼の濡れた肩を拭きました
わたしを濡れないようにと気を使って濡れてくれた彼
とても感謝してます
で二時間ボックス占拠
でも歌う訳じゃない
カラオケしたくて入ったわけではなく雨風凌ぎたくて入ったので
お互い曲を入れようとしない
椅子に座って少しの間ボーっとしていた
「ところで今日は何の用事だったの?」
彼はずっと何も言わなかったのでこちらから聴いてみた
「あぁ」と頷いて鞄から包みを出してわたしの目の前においた
わたしはポカーンとしていた
「バレンタインデーのお返し」そう言って置かれた黒の包み
「別に良かったのに…」
そんなことを全く期待していなかったわたしはびっくりした
「開けていい?」そう聴いて包みを広げていった
それは何重にも包装がされていて開けるのに一苦労だった
ピンクの箱に入っていたのはアクアマリンのハートのピアスだった
「それプラチナだからアレルギー大丈夫って言ってたよ」
彼は覚えていた
わたしにアレルギーがあること
だから身に付けられるピアスはK14以上だと言うこと
「ありがとう、すごく可愛い…」
少しの間そのピアスを見つめていた
そして包装し直した
一つ一つそのピアスを守るように包んだ
ボックスに設置されているコントロールパネルで目的もなく選択していく
で、気になった曲があったら流す
決して歌わない…違うか、彼は口ずさんではいたから
わたしはというと昨日全く眠れなくて頭がボーっとしていた
その内椅子に横になってしまった
そんなわたしに彼はコートを掛けてくれた
「手っ…」そう言うと彼はわたしの手に自分の手を添えた
彼の手はとても温かかった
もう片方の手でわたしの頭を撫でてくれた
わたしは安心した子供ののように静かに眠った
こんなに穏やかな気分で寝られたのはいる以来だろう?
数年前友達から来た手紙を思い出していた
内容は当時付き合っていた彼女の地元に出向いていって
彼女と手を繋いで寝たと言う話だった
この手紙を読んだとき、わたしは何とも言えない切なさを感じていた
わたしの恋愛じゃないのに胸の奥が苦しかったのを覚えている
気付けば彼はわたしをそのままにしておいてくれた
適当に音楽を流してでもマイクで歌うわけでもなくて
ただずっとわたしの手を包んでいてくれた
「寝てたの?」そう言われて「そうみたい」と答える
時間にしたら一時間以上その状態だったのに彼は何も言わないでいてくれた
ふと寒さを感じ「寒い」と独り言を言った
そうすると彼はもう片方の腕で肩を抱いてくれた
とても温かくて気持ちが良かった
残り時間は迫っていた
わたしは「ハグして…」と小声で言った
彼は横になっていたわたしの身体を起こすと
そっと優しく抱きしめてくれた
その温かさはすごく心穏やかにさせた
そして彼はそっとわたしの頭にキスをした
彼のキスは見えなくたって判る
何度も何度もゆっくり優しくキスされた
それは手の甲に
そして彼の指がわたしの頬から顎にかけて滑り落ちる
顔を上げられて髪を整えてくれた
後は何も言葉はいらなかった
わたしと彼は長い長いキスをした
激しくも優しい彼のキス
わたしは彼のキスが好きだ
差し出された唇に自然と応える
彼はわたしの手を取りぎゅっと握った
わたしも握り返した
そしてゆっくりと顔と顔が離れる
この時のわたしの顔はきっと情けない顔をしていただろう
そんな顔を見られたくなくてまた彼の胸に顔を埋める
すごくホッとしている自分がそこにいた
彼の胸の中でわたしは幸せを感じていた
この温もりを感じてさえいればそれで良かったのだ
そして今日二度目のキスをする
唇を離した彼に「どうしてするの?」と聴いたが彼は答えをはぐらかした
無情にも終了の時間が来てしまう
彼は立ってわたしの目の前に両手を差し出した
その手に自分の両手を重ねわたしは立ち上がった
部屋を出ていくのが名残惜しかった
エレベーターの中でまた軽くキスをした
カラオケボックスを出るともう暗くなっていて
それが帰りの時間だとわたしに教えた
また傘を差して、そして彼の腕に自分の腕を絡ませて歩き出した
彼の腕に頬をギュッと押し当てる
帰る方向は違うけれども改札を入って少しの道を並んで歩いた
そして彼の使う電車のプラットホームへ行く階段の下でお互い手を挙げた
そして彼は軽くわたしを抱きしめてくれた
そしてわたしは言った
「ここでキスしてって言ったら怒る…?」
彼は恥ずかしそうな顔をしながらわたしの唇に自分の唇を押しつけた
それは一瞬の出来事だった
「それじゃ…」プラットホームに向かう彼に
「またね」と言った
いつ"また"が来るのかなんて判らないのに…
でも敢えてまたねと言ったのだ
また逢える日が来るように…
TEXT:只今帰宅。
改めてピアス見てます。
ハート型可愛い!
アクアマリン好きなの♪
とても綺麗…ホントにありがとぉo(^-^)o
わたしには彼氏がいる
でもloveの感情をお互い抱いていない
彼氏にはわたしが必要だ
わたしも側にいてあげなくちゃと思う
でも彼氏は自分のことでいっぱいいっぱいで
人のことまでかまってられない
だからわたしは彼氏にまだ病気のことを話せないでいる
わたしは彼の優しさが好きだ
これはきっとloveなのだろう
わたしには彼が必要だ
彼の温もりに嘘はない
彼がいるからわたしは生きていけるのだ
わたしを支えるのは難しいと言った彼
でもわたしの苦しみを理解し…
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